図書カードNEXTを手にしたものの、どこで使えるのか、何に使えるのか分からず困っていませんか?
特に、コンビニエンスストアやイオンといった身近な店舗で利用できるのかどうか、明確な情報が得られず不安に感じている方も多いはずです。
この記事では、図書カードNEXTの使い方や使い道を中心に、どんな本や書籍、雑誌が購入できるのかに加え、本以外に買えるもの、たとえば文房具などの対象商品についても丁寧に解説します。
また、図書カードNEXTの使い方における支払い方法やおつりの取り扱い、有効期限といった基本情報も網羅しています。
さらに、ネットで使う場合に気になるネット書店で使える?という疑問に対し、楽天やAmazonとの対応状況を踏まえ、実際に利用できる取扱店を紹介。
図書カードネットギフトをプレゼントとして贈りたいと考えている方にも、手順や注意点をわかりやすくご案内します。
スマホやPCを使った残高照会方法についても具体的に触れながら、図書カードとの違いはある?といった比較ポイントも整理。
図書カードNEXTの利便性を最大限に活用するための情報が、この1記事でしっかり把握できます。
記事のポイント
- 図書カードNEXTが使える実店舗とネット書店の具体的な一覧
- 図書カードNEXTで購入できる本や文房具などの対象商品
- 実店舗とオンラインでの使い方や支払い時の注意点
- 図書カードNEXTと旧図書カードの違いや有効期限の確認方法
図書カードnext:使える実店舗とネットショップどう探す?

図書カードNEXTの主な使い道とは?
図書カードNEXTは、全国の書店や一部のオンライン書店で利用できるプリペイド型の商品券です。
主に書籍の購入に使用されますが、その使い道は紙の本だけにとどまりません。このカードは、一般書籍はもちろん、児童書や参考書、雑誌など幅広いジャンルの本に利用できます。
また、一部の店舗では書籍以外の関連商品、たとえば書店で販売されている文具やカレンダーなどの購入にも使えることがあります。ただし、商品によっては対象外となるケースもあるため、店頭での確認が必要です。
オンライン書店でも、図書カードNEXTのコードを入力することで支払いに利用できます。利用可能なサイトについては、後述する「ネットで使える取扱店一覧」で詳しく紹介します。
このように、図書カードNEXTは読書好きの方だけでなく、文房具や学習用品を購入したい人にとっても柔軟に使えるギフトツールといえます。
本、書籍雑誌以外で買えるものは?文房具などは?
図書カードNEXTの利用対象は、基本的には書籍が中心ですが、販売店によっては書籍以外の商品も購入できます。具体的には、以下のような商品が挙げられます。
例えば、多くの書店では学習帳やメモ帳、ボールペンやファイルといった文房具類が取り扱われています。
これらは「読書や学習を補助する商品」として扱われるため、カードの利用対象として認められる場合があります。
| 商品ジャンル | 具体例 |
| 文房具 | ボールペン、シャープペン、消しゴム、定規 |
| ノート類 | 学習帳、メモ帳、スケジュール帳 |
| 書店グッズ | カレンダー、しおり、読書用ライト |
| 教育用品 | 地図帳、漢字ドリル、辞典カバー |
また、カレンダーや書店オリジナルのグッズ、図書館用品なども対象となることがあります。
ただし、DVDやCD、ゲームソフトのように「書籍と直接関係のない娯楽商品」は利用対象外であることが多く、あらかじめ店舗の利用規約を確認することが必要です。
以上のように、本以外の用途にも活用できる可能性はありますが、店舗によって方針が異なるため、事前確認が安心につながります。
図書カードNEXTの実店舗での使い方
実店舗で図書カードNEXTを使用する方法は非常に簡単です。利用手順は従来の図書カードと似ていますが、カードの仕様が電子化されている点に違いがあります。
まず、レジで会計の際に「図書カードNEXTを使います」と伝え、店員にカードを提示します。
物理カードの場合は裏面のQRコードを提示し、スマートフォンでの利用では画面に表示されたコードを読み取ってもらいます。
カードにはPINコード(暗証番号)が設定されており、PINが未開封の状態でなければ使用できません。使用前にはコインなどで削ってPINを確認しておく必要があります。
また、店舗によっては、カードのID番号やPINの入力を求められる場合がありますので、裏面の情報を正確に提示できるようにしておくとスムーズです。
対応店舗には「図書カードNEXT 取扱店」などの表示があることが多く、利用可能かどうかは店頭の案内や公式サイトの検索機能で事前に確認できます。
支払い方法、おつり、有効期限、残高照会確認方法は?
図書カードNEXTでの支払い方法は簡単で、実店舗の場合は購入時にカードを提示、オンラインの場合はカードIDとPINコードを入力するだけで利用できます。
ただし、注意点として、おつりは出ません。購入金額がカード残高より少ない場合、おつりではなく、差額がカードに残り、次回以降に利用できます。一方で、カードの残高が購入金額に満たない場合は、不足分を現金や他の支払い方法で補います。
残高の確認方法は、使用履歴や残高がすぐに表示される仕組みがあります。
カード裏面にあるQRコードをスマートフォンで読み取るか、図書カードNEXTの公式サイトでカードIDとPINコードを入力して確認します。
有効期限についても注意が必要です。図書カードNEXTには発行日から10年間の利用期限が設定されていますが、紙の図書カードには有効期限がなかったため、この点は利用者が特に注意しておきたいポイントです。
使い方は非常に簡便ですが、有効期限やおつりの有無といった細かな条件を理解しておくことが、安心して使うための鍵となります。
使える実店舗は6500店、家に近いお店を探したい

図書カードNEXTが使える実店舗は、全国に約6,500店以上あります。これは、主要な書店チェーンを中心に、中小規模の書店や地域密着型の店舗も含まれています。
最寄りの対応店舗を探すには、図書カードNEXT公式サイトの「取扱店検索」ページが便利です。
都道府県や市区町村単位で絞り込めるほか、店舗名で直接検索することも可能です。以下の表では地域ごとに分類された各都道府県の取扱店検索ページへのリンクをまとめました。
| 地域 | 都道府県 |
| 北海道・東北 | 北海道、 青森県、 岩手県、 宮城県、 秋田県、 山形県、 福島県 |
| 関東 | 茨城県、 栃木県、 群馬県、 埼玉県、 千葉県、 東京都、 神奈川県 |
| 中部 | 新潟県、 富山県、 石川県、 福井県、 山梨県、 長野県、 岐阜県、 静岡県、 愛知県 |
| 近畿 | 三重県、 滋賀県、 京都府、 大阪府、 兵庫県、 奈良県、 和歌山県 |
| 中国・四国 | 鳥取県、 島根県、 岡山県、 広島県、 山口県、 徳島県、 香川県、 愛媛県、 高知県 |
| 九州・沖縄 | 福岡県、 佐賀県、 長崎県、 熊本県、 大分県、 宮崎県、 鹿児島県、 沖縄県 |
リンク先のページでは、現在地検索や店名検索なども可能なため、自宅周辺や外出先でも使える書店をすぐに見つけることができます。
また、スマートフォンやPCから地図表示を利用して、現在地周辺の利用可能店舗を確認することもできます。
このような機能を使えば、引越し先や旅行先などでもスムーズに使える店舗を探せるため、利用の幅が広がります。
ネットで使いたい!大手のオンライン書店が取扱いしています
図書カードNEXTは、複数のオンライン書店で利用できます。ここでは主要な対応ネットショップごとに、具体的な使い方を詳しく紹介します。
楽天ブックス

楽天ブックスでは、図書カードNEXTおよび図書カードネットギフトが利用可能です。対応商品は「本・洋書・雑誌」で、商品が「在庫あり」の場合に限られます。予約商品や取り寄せ商品、電子書籍(楽天Kobo)、ダウンロード商品は対象外となっています。
支払い方法としては、クレジットカード決済または代引きが選択されていることが利用条件となります。対象商品のみで注文を確定する際、図書カードNEXTを最大3枚まで使用することができ、併せて楽天ポイントやクーポンとの併用も可能です。
利用手順は、購入手続き中に「図書カードNEXTで支払う」を選択し、カードのIDとPINを入力することで完了します。楽天会員登録が必要であり、非会員の状態では利用できません。
▶ 図書カードnextの楽天ブックスでの使い方を楽天ブックス公式で読む
図書カードNEXTの利用で通常の楽天ポイント(1%)も付与されるため、お得に購入できる点も魅力です。ただし、対象商品と非対象商品を同時に購入する場合は図書カードNEXTの使用ができなくなるため、カート内の商品構成には注意が必要です。
紀伊國屋書店ウェブストア(Kinoppy)

紀伊國屋書店ウェブストアでは、図書カードNEXTが紙の書籍の購入に利用できます。注文時に「図書カードNEXT決済」を選択し、カード番号とPINコードを入力すれば決済が完了します。電子書籍を購入する場合はKinoppyアプリのインストールとアカウント連携が必要です。
honto(丸善・ジュンク堂・文教堂)

honto(ホント)は、丸善、ジュンク堂、文教堂といった大型書店と連携したオンライン書店です。紙の本はもちろん、電子書籍も豊富に取り扱っており、全国の実店舗とオンラインサービスを組み合わせて使えるのが特徴です。
図書カードNEXTは、hontoのウェブストアで紙の書籍を購入する際に利用できます。使い方は、購入手続きの支払い画面で「図書カードNEXT」を選択し、カードIDとPINコードを入力するだけです。利用にはhontoの会員登録が必要で、一部の商品では対象外となる場合があります。電子書籍の支払いにも対応しているため、紙とデジタルの両方を利用する読者にとって便利な選択肢となっています。
BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKERは電子書籍専門のオンラインストアです。
図書カードNEXTでの支払いは、一部キャンペーン商品などを除き利用できます。利用の際は、支払い画面で「図書カードNEXT」を選択し、カード番号とPINを入力します。専用アプリを使えば購入後の書籍をすぐに読める利便性も魅力です。
e-hon(イーホン)

e-honは地域書店と連携している通販サイトで、購入した商品を指定書店で受け取ることもできます。図書カードNEXTの利用は、注文時の決済ページでカード番号とPINを入力するだけで完了します。紙の書籍を中心とした構成で、実店舗との連携も強みです。
学参ドットコム

学参ドットコムは受験参考書や赤本を扱う専門サイトです。図書カードNEXTの支払いに対応しており、会計時にカードIDとPINコードを入力することで利用できます。学習目的でカードを利用する場合に特に適したショップといえます。
図書カードNEXTをネットショップで使用する際には、対応サイトの決済画面でカード情報を入力するだけで利用できます。
ただし、すべての書籍や商品に使えるとは限らないため、事前に商品ページや公式ヘルプの確認が推奨されます。
図書カードNEXTは、大手のオンライン書店で利用できますの希望する書籍、雑誌、参考書を購入することができます。
各サイトごとに利用方法に若干の違いがあるため、それぞれの流れを詳しく確認しておくことが大切です。
図書カードnextが使えないネットショップや店舗は?使えるお店との違いは?

ネット通販大手のAmazonや楽天市場での対応状況は?
図書カードNEXTは、現時点ではAmazonや楽天市場(楽天ブックスは対応可)といった大手オンラインショッピングモールでは利用できません。
これらのサイトは幅広いジャンルの商品を取り扱っており、書籍以外の商品の購入も主な目的とされているため、書籍専用のプリペイドカードである図書カードNEXTの導入は行われていません。
特にAmazonでは、図書カードNEXTに対応する決済手段が提供されておらず、IDやPINの入力欄も設けられていないため、直接の利用はできません。
ただし、楽天市場の中でも楽天ブックスは例外的に対応しており、図書カードNEXTでの支払いが可能です。
楽天ブックスの詳細な使い方については、「ネットで使える取扱店一覧」の見出しで詳しく紹介しています。
以上のように、大手モール型通販サイトで図書カードNEXTを使うことはできないため、対応している実店舗やオンライン書店を利用することが現実的な選択となります。
実は使えない実店舗?コンビニエンスストア、ブックオフ、ロフト イオンなど
図書カードNEXTは書店を中心に利用できるプリペイドカードであり、利用可能な店舗は想像以上に限られています。
特に注意が必要なのは、日常的に訪れる大手チェーン店や商業施設内の書籍販売コーナーなど、一見使えそうに見える場所でも実際には使用できないことが多い点です。
例えば、コンビニエンスストアでは書籍や雑誌を販売しているにもかかわらず、図書カードNEXTは利用できません。
これは、カードの読み取り端末や精算システムが導入されていないためです。ローソンやセブン-イレブン、ファミリーマートといった主要なコンビニ各社すべてにおいて非対応となっています。
また、ブックオフのような中古書店や買取サービスを提供する店舗、さらには雑貨と書籍を一部取り扱っているロフト、イオンの中の文具店・雑貨店・書籍売場なども原則として図書カードNEXTの対象外です。
これらの店舗では、図書カードNEXTの加盟店ではないため、カードの利用を受け付けていません。
一方で、同じイオンモール内でも、大型書店チェーンの一部テナント(たとえば未来屋書店など)は図書カードNEXTに対応している場合があります。
そのため、同じ施設内にあっても対応状況にはばらつきがあり、誤解を招きやすい点に注意が必要です。
このように、図書カードNEXTを利用するには、書店であっても「取扱店」であることが前提となります。
買い物の前には、図書カードNEXT公式サイトの取扱店検索機能を活用し、確実に利用できる店舗を確認しておくことが安心です。
図書カードとの違いはある?注意点を解説
| 項目 | 旧図書カード | 図書カードNEXT |
| 残高・履歴の確認 | 不可(レジでのパンチ穴のみ) | スマホ・PCでID+PIN入力、またはQRコード読み取りで即時照会 |
| 利用できる場所 | 実店舗の書店のみ | 実店舗+楽天ブックス・紀伊國屋書店ウェブストアなど主要オンライン書店 |
| 電子書籍への利用 | 不可 | BOOK☆WALKERやhontoなど 一部サイトで対応 |
| 有効期限 | なし | 発行から10年(ネットギフトも同様) |
| 紛失時の再発行 | 原則不可 | 一部カードで可能(登録済みで身分証提示など条件あり) |
| 支払い方式 | 磁気ストライプ読取り | QRコードの提示またはID+PIN入力 |
従来の図書カードと図書カードNEXTは、見た目は似ているものの、仕様や使い方に明確な違いがあります。主な相違点は、有効期限の有無と残高照会の方法です。
紙タイプの旧図書カードには有効期限が設定されておらず、基本的に無期限で利用できましたが、図書カードNEXTには発行日から10年間の有効期限があるため、長期間放置してしまうと使用できなくなるおそれがあります。
また、旧タイプのカードは物理的に金額が印字されていたため、残高が一目で確認できましたが、図書カードNEXTは電子式で、残高確認には公式サイトまたはQRコードによる照会が必要です。
このような違いから、プレゼント用や保存目的で購入する際には、NEXTタイプの制限を理解した上で選ぶことが望まれます。
以上のように、図書カードNEXTは利便性が向上した反面、有効期限やオンライン利用条件など新たな管理ポイントが追加されています。要するに、「スマホで残高管理できるが、放置は禁物」というバランスを理解することが、賢い使い方につながります。
ネットも含めた図書カードnextを使えるお店の総まとめと活用ポイント
図書カードNEXTは、紙の図書カードの利便性を引き継ぎつつ、電子化によって使いやすさが向上した商品です。使えるお店は全国の書店を中心に約7,000店舗、オンラインでも複数の大手書店サイトで利用できます。
書籍や一部の文具が購入できる点は従来通りですが、ネットギフトとして贈れる機能や、スマホ・PCでの残高管理が可能になったことで、用途の幅が広がっています。
一方で、有効期限の存在や使えない店舗の存在など、注意点もあります。とくにAmazonや楽天市場、コンビニエンスストアでは利用できないため、あらかじめ対応店舗を確認してから使うことが賢明です。
このように、図書カードNEXTを正しく理解し活用することで、無駄なく便利に読書生活を楽しむことができます。
ネットも含めた図書カードNEXTが使えるお店と使い方徹底解説まとめ
- 図書カードNEXTは書店や一部オンライン書店で利用できるプリペイド型カード
- 書籍、雑誌、児童書、参考書など幅広いジャンルに対応している
- 一部の書店では文房具やカレンダーなど本以外の商品にも使える
- コンビニエンスストアやブックオフ、ロフト、イオンでは原則利用不可
- 実店舗ではQRコードの提示かカードIDとPINコードの入力で支払う
- PINコードは未開封だと使えないため、事前に削って確認する必要がある
- おつりは出ないが、残高は次回の支払いに繰り越しできる
- 有効期限は発行から10年間で、旧図書カードにはなかった制限
- 残高照会はスマホのQRコード読み取りかPCから公式サイトで可能
- 楽天ブックスやhonto、BOOK☆WALKERなどのネット書店で使用できる
- Amazonや楽天市場本体では利用できない
- ネット書店では紙の書籍に加えて一部電子書籍にも対応している
- 全国約7,000店の実店舗が取扱店で、検索ページから探せる
- プレゼント用には図書カードネットギフトを活用できる
- 図書カードNEXTは旧型と違いオンラインでも使えるが、有効期限など注意点も多い
