体温計どこで買うのが安い？損しないための選び方と購入場所

体調管理に欠かせない体温計ですが、「体温計はどこで買うのが安い？」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いざ必要になった時に、コンビニやドラッグストア、ドンキなど、どこで売ってますか？と迷うこともあるかもしれません。

「平熱は36℃台、37℃以上は微熱や発熱」と考える人が多いのですが、これは間違いとされています。体温は個人差が大きいため、一概に◯℃以上を発熱とすることはできません。

体温計は、体調管理に毎日の測定をおすすめする理由は自分の平熱を知るためです。（出典：正しい体温測定の方法と注意点｜シチズン）

より正確な体温計を日々使うことで体調管理にも活用できるのが正しい体温計の使い方と言えます。一方で、そのような大事な体温計、正確で安心な体温計を「安く」買いたいと皆さん思うと思います。

この記事では、どの体温計がおすすめなのか、テルモとオムロンではどっちがいいのか、看護師がおすすめするような正確な体温計はどこで測るのが一番正確なのかといった選び方も気になるところをじっくりと解説します。

ネット通販で購入する際の注意点も把握しておくと、失敗や後悔を避けられます。

まずは大手通販サイトAmazonで体温計の種類や商品の一覧をご覧になりたい方はこちらの一覧も参考にして記事を御覧ください。

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体温計はどこで買うのが安い？購入場所と選び方

体温計の選び方と種類別の特徴

体温計には、主に電子体温計、非接触型体温計、耳式体温計、基礎体温計の4種類があります。それぞれに異なる特徴があるため、使用する目的やシーンによって最適なものが変わってきます。それぞれのタイプを知ることで、ご自身のニーズに合った体温計を選べるでしょう。

電子体温計：もっとも一般的で安いタイプも多い

電子体温計は、最も一般的なタイプです。わきや口内で測定し、予測式と実測式の2つの測定方式があります。予測式は短時間で測定できますが、より正確な体温を知りたい場合は、時間がかかっても実測式で測定するのがおすすめです。多くの製品が予測式と実測式の両方を備えています。

非接触型体温計：検温にかかる時間が短い

非接触型体温計は、おでこやこめかみに数秒かざすだけで体温を測定できるのが大きな特徴です。

体温計が肌に直接触れないため、複数人で使用する際にも衛生的であり、感染リスクを抑えたい場合に役立ちます。

このタイプの体温計は、遠赤外線センサーが体から放出される熱量を感知して体温を計測する仕組みです。

そのため、検温にかかる時間が非常に短く、医療機関の入り口や大規模な施設でのスクリーニングにも用いられています。

ただし、注意点として、寒暖差の激しい場所や外出直後に測定すると、正確な数値が得られない可能性があることが挙げられます。

体の表面温度を測るため、外気温の影響を受けやすい側面があることを理解しておくと良いでしょう。

耳式体温計：じっとしていられない赤ちゃんに

耳式体温計は、先端の感温部を耳の穴に挿し込み、鼓膜近くの温度を赤外線センサーで測るタイプです。

この体温計の最大の利点は、約1秒という非常にスピーディな測定が可能であることです。そのため、じっとしていられない赤ちゃんや、寝ている小さなお子さんの体温を測る際に特に重宝されます。

耳の中に入れて測るため、比較的、外気の影響を受けにくいという特徴も持ち合わせています。

より正確な測定のためには、耳の穴にまっすぐ挿入することが大切です。また、耳垢が多いと測定値にムラが出ることがあるため、耳の中が清潔であるかを確認しておくと良いでしょう。

基礎体温計：小数点以下第2位（0.01℃）まで細かく表示

基礎体温計は、「婦人体温計」とも呼ばれ、主に女性の体調管理や生理周期管理、妊活に用いられる体温計です。

一般的な電子体温計が小数点以下第1位までしか表示しないのに対し、基礎体温計は小数点以下第2位（0.01℃）まで細かく表示できる高い精度が特徴です。

体温が安定しやすい口の中で測定するのが一般的で、毎日同じ時間に測り続けることで、体の微妙な変化を把握できます。

毎日の継続的な記録が非常に大切になるため、検温の履歴を本体に保存できるメモリー機能や、スマートフォンアプリと連携して体温の記録をグラフ化できる機能を持つモデルが多く存在します。

これにより、体温の変化を視覚的に捉えやすく、体調管理に役立てられるでしょう。

体温計を安く買うのにはネット通販がお得

体温計をできるだけ安く購入したいのであれば、ネット通販が最もお得な選択肢と言えるでしょう。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、実店舗に比べて価格が大幅に抑えられていることが多く見受けられます。

場合によっては、定価の20%から30%も安く手に入ることも珍しくありません。

特に、Amazonのタイムセールや楽天市場のスーパーセールのような大規模なイベント期間中は、さらにお得に購入できるチャンスが広がります。

時には定価の半額近くまで値下がりすることもあるため、急いでいないのであれば、こうしたセール時期を狙うのも一つの賢い方法です。

また、多くのネット通販サイトでは、購入金額に応じてポイント還元が行われます。これらのポイントを次回の購入に活用することで、実質的な購入価格をさらに引き下げられます。

しかし、ネット通販には注意点もあります。

一つは、注文してから手元に届くまでに時間がかかる場合があることです。急な発熱などで体温計がすぐに必要な場合には、配送日数を確認しておくことが大切です。

もう一つは、偽物や品質の低い商品が流通している可能性もゼロではないという点です。購入する際には、必ず公式ショップや信頼できる販売元を選び、他の購入者のレビューを参考にすることをおすすめします

コンビニは「急いでいるときに」安い体温計が買える

急な発熱などで今すぐに体温計が必要になった場合、コンビニでも体温計は買えます。主要なコンビニエンスストアでは、電子体温計を取り扱っていることがほとんどです。

コンビニで体温計を購入する最大のメリットは、24時間いつでも手軽に購入できる利便性です。自宅近くにドラッグストアや家電量販店がない場合でも、コンビニであれば見つけやすいでしょう。

ただし、コンビニで販売されている体温計の種類は限られており、多くの場合、基本的な機能の電子体温計のみが陳列されています。

非接触型体温計や基礎体温計はほとんど取り扱いがありません。また、価格も他の購入場所に比べてやや高めに設定されている傾向が見られます。

セールを狙うとお得：ドラッグストアでの体温計の購入方法

ドラッグストアは、体温計を購入する場所として非常に一般的であり、多くの店舗で体温計が売ってます。

マツモトキヨシ、ツルハドラッグ、ウエルシアといった大手チェーンでは、様々な種類の体温計が豊富に取り扱われているため、選択肢も多くなります。

ドラッグストアで体温計を購入するメリットの一つは、医薬品と一緒に購入できる利便性です。

風邪薬や解熱剤など、体調不良時に必要なものを一箇所で揃えられるのは大きな利点と言えます。また、薬剤師や登録販売者が常駐している店舗も多く、製品選びについて専門的なアドバイスを受けられる安心感もあります。

さらに、ドラッグストアでは定期的にセールが実施されており、その時期を狙えば体温計をかなりお得に購入できる場合があります。

店舗独自のポイントカードを持っている場合は、ポイント還元と合わせることで、実質的な価格をさらに抑えられることも少なくありません。

前述の通り、ネット通販に比べると定価は高めであるものの、セール時期を賢く利用することで、お得に購入できる可能性が高まります。

急な体調不良時にも対応できる即時性と、お得に購入できるチャンスの両方を兼ね備えている点が、ドラッグストアの魅力と言えるでしょう。

コスパは最高：ドンキや100均で買うときの注意点

予算を極力抑えたい方にとって、ドン・キホーテや100均（例えばダイソーやセリア）は、体温計を購入する上で魅力的な選択肢となります。

これらの店舗では、非常に手頃な価格で体温計が販売されており、コスパは最高と言えるでしょう。

最近の100均では、デジタル体温計が500円程度で販売されていることもあり、基本的な機能であれば、より高価な製品と大きな違いがない場合も少なくありません。

ドン・キホーテのようなディスカウントストアでは、有名メーカーの体温計が市場価格よりも20%ほど安く販売されていることも珍しくありません。

これは、大量仕入れや独自の流通ルートによるものであり、掘り出し物を見つけられる可能性も十分にあります。

しかし、これらの店舗で体温計を購入する際には、いくつかの注意点があります。

まず、耐久性や精度に関しては、高価格帯の製品に比べて若干の不安が残る場合があります。特に100均の製品は、一時的な使用や予備として考えるのが賢明かもしれません。

また、商品の入れ替わりが激しいことや、店舗によって品揃えが大きく異なることがあるため、特定の製品を探している場合は注意が必要です。

さらに、商品に関する詳しい説明やサポートを受けにくい場合があるため、購入前には製品の仕様やレビューを自分で確認しておくことをおすすめします。

価格の安さを優先する場合には、こうしたデメリットも考慮した上で選ぶことが大切です。

おすすめ人気体温計モデル３選：定価との比較

体温計のおすすめモデルは多岐にわたりますが、ここでは特におすすめの3つのモデルとその特徴を定価との比較を交えてご紹介します。

これらのモデルは、ユーザーの評価や市場での人気が高い製品です。

ドリテックの「やわらかタッチ体温計 TO-204AWTDI」

例えば、ドリテックの「やわらかタッチ体温計 TO-204AWTDI」は、予測式で平均14.2秒とスピーディに測定でき、実測式との誤差も小さいと評価されています。数字の縦幅が大きくバックライト付きで視認性も高く、子どもから高齢者まで使いやすい設計です。

購入先	購入リンク	価格（税込）
Amazon	公式サイト	￥1,991
楽天市場	公式サイト	￥1,790
モノタロウ	公式サイト	￥1,998
ヨドバシカメラ	公式サイト	￥2,200

ピジョンの「耳チビオン」

赤ちゃんや小さなお子様の検温には、ピジョンの「耳チビオン」のような耳式体温計が選択肢に入ります。約1秒で測定が完了するため、じっとしていられないお子様でもストレスなく検温できるでしょう。

購入先	購入リンク	価格（税込）
Amazon	公式サイト	￥3,318
楽天市場	公式サイト	￥3,490
ピジョン	公式サイト	￥6,050

ビリーブの「Dr.EDISON さっと測れる2Way体温計 KJH1004」も、耳式と額式の両方に対応し、高い正確性が魅力です。

タニタ 非接触体温計 BT-54X

複数人で共有する場合や衛生面を重視するなら、タニタの「BT-54X」のような非接触型体温計が適しています。

約1秒で測定でき、肌に触れないため衛生的です。また、バックライト付きの大型液晶画面で視認性も優れています。

購入先	購入リンク	価格（税込）
Amazon	公式サイト	￥3,418
楽天市場	公式サイト	￥3,680
タニタ	公式サイト	￥5,500

女性の基礎体温管理には、シチズン・システムズの「シチズン 電子体温計 CTEB503L」がおすすめです。小数点以下2桁まで測定でき、実測式での正確性も高い評価を得ています。スマホアプリ連携ができるモデルを選ぶと、日々の記録がより簡単になるでしょう。

このように、それぞれの用途に合わせたモデルを選ぶことが重要です。

種類別解説！あなたに合う体温計 どこで買うのが安い？

どこで測るのが一番正確？測定部位の解説

体温の測定部位によって、得られる数値の正確性には違いがあります。

一般的に、体温は手足のような体の表面に近い皮膚温と、脳や臓器などの体の中心部の深部体温に分けられます。深部体温は体の基本的な温度を示すため、より正確な体温を把握する上で重要です。

体温計で測れる部位の中では、鼓膜付近の温度を測る耳式体温計が深部体温に最も近いとされています。

外気の影響を受けにくく、短時間で測定できる点が利点です。

次に正確性が高いのは、口中で舌の裏に温感部を当てて測る方法です。舌下の付け根にある舌小帯の左右どちらかに正確に当てることで、比較的安定した数値が得られます。口内は外気の影響を受けにくい環境です。

一方で、脇の下での測定は、皮膚温に近いため、深部体温よりも低い傾向にあります。

予測式の場合、短時間で測定できるものの、あくまで予測値であるため、より正確な体温を知りたい場合は実測値を確認することが大切です。

おでこやこめかみで測定する非接触型体温計も、皮膚表面の温度を測るため、外気や汗、化粧などの影響を受けやすく、数値に誤差が生じやすい点に留意が必要です。

これらの点を踏まえ、目的に応じて最適な測定部位を選ぶことが肝要です。

テルモ、オムロンどっちがいいの？メーカー比較

体温計の主要メーカーであるテルモとオムロンは、それぞれ異なる強みを持っています。どちらが良いかは、個人のニーズによって変わってきます。

テルモは、医療機器メーカーとしての豊富な実績があり、病院でも多く採用されている信頼性の高さが特徴です。

電子体温計のラインナップが充実しており、平均20秒で測定できる予測式の体温計や、本体を丸洗いできる防水機能を備えたモデルなど、使いやすさを追求した製品が多く見られます。正確性と耐久性を重視する方には、テルモの製品が適しているでしょう。

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一方、オムロンは、体重計や血圧計などのヘルスケア商品を幅広く手掛ける大手電機メーカーです。

体温計も多岐にわたる製品を展開しており、リーズナブルな価格帯のモデルから、スマートフォン連携機能を搭載した高機能モデルまで揃っています。

特に「けんおんくん」シリーズは一般家庭で広く普及しており、使いやすさと機能性のバランスが良いことで知られています。

スマートフォンのアプリで体温データを管理したい方や、幅広い選択肢の中から選びたい方には、オムロンの製品が魅力的に映るかもしれません。

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看護師おすすめの体温計とは？

「看護師おすすめの体温計」と聞くと、医療現場で使われているような高性能な製品を想像するかもしれません。

医療現場では迅速かつ正確な測定、そして衛生管理のしやすさが重視されます。医療現場では、限られた時間で多くの患者さんの体温を把握する必要があり、感染リスクを最小限に抑えることが求められます。

そのため、約1秒で測定できる耳式体温計や、肌に直接触れずに測定できる非接触型体温計が重宝される傾向にあります。

患者さんがじっとしていられない場合や、発熱外来などで複数人の検温を迅速に行う必要がある場合に特に有用です。また、使用後に本体を水洗いできる防水機能付きの体温計は、衛生管理の観点から高く評価されます。

実際に、家庭で使用する体温計を選ぶ際には、これらの医療現場の考え方を参考にしつつ、ご自身の使用目的や家族構成に合わせた機能を選ぶことが大切です。

例えば、体温計の正確性、迅速性、衛生面、そして使いやすさを考慮すると良いでしょう。

バックライト付きで暗い場所でも見やすいディスプレイや、測定終了を音だけでなく振動でも知らせる機能など、日々の使い勝手を向上させる工夫が施された製品は、家庭での利用にも適しています。

ネット通販で購入時の注意点

ネット通販で体温計を購入する際には、いくつかの注意点があります。価格の安さや品揃えの豊富さは魅力ですが、後悔しないためにも確認すべき項目があります。

まず、信頼できる販売元から購入することが非常に重要です。残念ながら、一部のオンラインストアでは偽物や品質の低い粗悪品が流通している可能性も指摘されています。

購入前には、販売者の評価やレビューをしっかりと確認し、可能であればメーカーの公式オンラインストアや正規代理店からの購入を検討しましょう。

次に、送料や配送日数についても確認が必要です。商品価格が安くても、送料が高額であったり、手元に届くまでに時間がかかりすぎたりする場合、結果的に実店舗で購入するよりも高くなる可能性があります。急ぎで必要な場合は特に、配送オプションや到着予定日を確認するようにしてください。

また、医療機器である体温計には、「医療機器認証番号」の記載が義務付けられています。

この認証番号がない製品は、体温計としての品質や安全性、有効性が国によって認められていないことを意味します。

特に非接触型の製品の中には、単なる表面温度計であり、体温測定を目的としないものが混じっている場合があるため、購入前には必ず医療機器認証番号の有無を確認するようにしましょう。

これらの注意点を踏まえることで、ネット通販を賢く利用し、安心して体温計を購入することが可能になります。

体温計どこで買うのが安い？損しないための選び方と購入場所まとめ